【この記事でわかること】
2021年に次女が不登校になってしまった父親目線で、
子供が不登校になってしまった親が出来ること。
まさか自分の子供が、不登校になるなんて思ってなかった。すべての親が体験することではないが、まさか自分が不登校の親になるとは考えもしなかった。
学校に行くという当たり前のこと。その当たり前が出来なくなる。
自分の育て方の何が悪かったのか、どこで間違えたのか、誰に相談したらいいのか。
不登校のニュースは、今まで気にしもしなかったが、藁にもすがる想いで手当たり次第に情報を調べて、意気消沈している不登校の親は多いです。
筆者の娘は、2021年5月から不登校になりました。
現在進行形での不登校の親です。
私の体験談を交えて、不登校の子供について、不登校の親についてご紹介します。
不登校の現状
2020年度に30日以上登校せず「不登校」とみなされた小中学生は前年度より8.2%増の19万6127人。コロナ禍による一斉休校など生活環境の変化で、多くの子どもが心身に不調きたしている。不登校の小学生は6万3350人(前年度比1万人増)、中学生は13万2777人(同4855人増)。不登校生の55%が90日以上の長期欠席をしていた。不登校の小中学生は2013年度から8年連続で増加している。1千人あたりの不登校者数は20・5人(同1・7人増)。
不登校の原因・理由
【実体験】2021年5月の連休明け次女が学校に行かなくなりました
小学四年生の次女が、ゴールデンウィーク明けに突然学校に行けなくなりました。
最初は1~2日休んだら、そのうち行くだろうと思っていたが、実際は行くことなく半年以上が経過。2021年11月末で、現在進行形です。
詳しくは、後日別記事にまとめたいと思います。
結論から言うと、不登校の明確な原因はわかりません。
それまで、風邪以外で学校を休むことなかった気がします。普通に学校に通っていました。
当たり前にしていたことが、突然出来なくなりました。
一般的な不登校の原因・理由
無気力
不登校で最も多い原因が「無気力」です。不登校の小中学生の4人に1人は、学校での生活がつまらない、期待に応えようと無理をしてしまったなどでの「無気力」になります。
勉強についていけない
勉強が難しくなりついていけない理由での不登校は、全体の10%前後。
精神的問題
内面が未熟のままで、親と離れることでの不安から学校にいけなくなるます。このタイプは、学校にいくと楽しく過ごせるのですが、またすぐに学校にいけなくなります。
親の問題
両親の不仲や生活環境の変化で不登校になる子は、全体の5%ほどです。家庭内でのストレスで、学校にいけなくなってしまいます。
神経症
こだわりが強く、急に不安になり落ち込んだり、対人恐怖症などのストレスで先進的負担や行動ができなくなるのが「神経症」。情緒的不安での不登校になる子も4人に1人はいます。
発達障害
極端な学習の遅れがあり、同学年の事も遊ばず、「聞く」「話す」「読む」「書く」が出来ない。静かにすることができず、注意欠陥多動症(ADHD)なども発達障害のひとつです。
不登校で一番辛いのは子供
本当は学校に行きたいのに、不登校になっている子は沢山います。
「行きたい気持ち」と「行きたくない気持ち」の葛藤の結果、少しだけ「行きたくない気持ち」が勝っているだけ。今まで出来ていたことが出来なく、一番ショックを受けているのはお子さん本人です。周りからの登校へのプレッシャーは、さらに本人を辛くさせてしまいます。
不登校の親になったら
過去最多の不登校と言うことは、不登校の親も過去最多ということになる。
ただ、誰もが自分自身が不登校の親になるなんて考えてもしていなく、不登校の新米パパ・ママです。今まで経験したことないことなので、分からなくて当然です。焦る気持ちだけ一人走りしていきますが、親である私たちが焦ってもどうにもなりません。
まずは、お子さんの状態を把握してみましょう。もしかしたら、具体的な原因がわかるかもしれません。不登校になったことは、恥ずかしいことではありません。お子さんは不登校という行動で、自分の状態を知らせてくれました。「休む」「立ち止まる」ということは、一番勇気がいることです。そんなお子さんの行動を褒めてあげてください。
不登校の子供とは
不登校のお子さんは、自動車で言えばガソリン不足のガス欠状態で、オーバーヒートしてしまっている状態です。ガソリンを無理やり給油してもダメです。
まずは、ゆっくり休息をとらせてあげてください。不登校になった直後は、極度な緊張で疲れ果てた体を休めるために、寝てばかりいるかもしれませんが、無理に生活リズムを立て直させようとせず、できるだけ、本人のペースを尊重してあげてください。
不登校の親に出来ること
まずは、学校に無理に早く戻そうとしないでください。焦って子どもを学校へ行かせようとしても、学校へ行くことが、不登校のゴールでもありません。
初期段階で、親はそばにいることしかできませんので、お子さんと向き合ってください。本人の苦しんでいる気持ちに付き合うことで、子どもには愛情が伝わってしみこんでいき、心の傷が癒されていきます。実際、どのくらいの期間がかかるのかについても、個人差があります。親が心配するのは、学習面の遅れかもしれませんが、本人に体力も気力もないときに、何かさせようとしてもどうにもなりません。本人の意思を一番大事にしてほしいです。
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まずは自分自身を客観視することが重要です。
不登校の親の気持ちをまとめたYouTube動画
次女が不登校になって1年が経過したときの気持ちを、YouTubeにまとめてみました。
動画内では「不登校」というワードは出てきません。次女の友達もチャンネル登録をしてくれているので、曖昧な表現をしています。このサイトからご視聴いただく方は、不登校の親のボヤキだとおもってご視聴ください。
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