健康的な生活には、疲労回復のためにも良質な睡眠は欠かせません。
睡眠中のメカニズムを理解することで、良質睡眠を目指してみませんか。
目覚めが良いと、1日を気持ちよく始められます。
睡眠中には、カラダや脳ではどんなことが起きているか知っていますか。
日常から規則正しい睡眠リズムを意識することで、健康な生活を過ごすことが出来ます。
【体内時計】夜になると眠くなり、朝目覚める。
睡眠は体内時計で管理されています。夜は眠くなり、朝は自然と目覚めます。日中のカラダと脳の疲労をとるため、眠くなります。睡眠をするとカラダと脳が回復して、自然と目覚めます。
体内時計が正常に機能していることで、正しい睡眠リズムが作られています。
良質睡眠が出来てないと体内時計が狂い、「寝る」「起きる」がしっかり出来なくなり、疲れが溜まることで不調が続き、病気になってしまいます。
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朝起きてから一定の活動をすると、脳は休息を求めて睡眠を促すホルモンを分泌させます。
睡眠はカラダを休ませる「レム睡眠」と脳を休ませる「ノンレム睡眠」が繰り返されます。
ノンレム睡眠は、４つの段階の眠りの深さに分けられます。まずノンレム睡眠から始まり、一気に深い眠りに入ります。1時間で、徐々に眠りが浅くなり、レム睡眠へと変化していきます。その後、またノンレム睡眠から深い眠りに入った後、眠りが浅くなってレム睡眠になります。この睡眠リズムは約90分の周期で、一晩に3～5回繰り返されています。最初の3時間は、睡眠段階3～4の深い眠りが多く、朝方になるにつれてレム睡眠が増えてきます。
【カラダの回復】レム睡眠”
睡眠中に眼球がすばやく動くことから名付けられたのがレム睡眠です。
レム睡眠中は、脳は活動していますが、カラダの筋肉緊張感はリラックスしていて、肉体の疲労回復をしています。夢を見るのはレム睡眠中で、夢が記憶に残るのは脳が活動しているからです。レム睡眠は、睡眠時間の約20％と言われています。
【脳の回復】ノンレム睡眠
睡眠中に眼球運動をともなわないのがノンレム睡眠です。
ノンレム睡眠中は、日中にフル回転で使った脳を休息させます。成長ホルモンが分泌されます。眠り始めてすぐに、最も眠りの深いノンレム睡眠に入ります。急速で脳を冷やし、体温を下げるために熱を放散するので、寝汗をかくことがあります。また、ノンレム睡眠は、脳の発達によって増えていきます。
胎児や新生児はレム睡眠が大部分を占めていますが、年齢を重ねるごとに脳は発達するため、レム睡眠が少なくなり、ノンレム睡眠が多くなります。成長につれて脳を使うことが増えるので、脳も休息が必要になってくるためです。朝方になるにつれて、ノンレム睡眠は徐々に短くなっていきます。
【まとめ】睡眠メカニズムを理解して良質睡眠に。
毎日忙しい生活で疲労困憊の毎日を送っている人ほど、睡眠は疲労回復のためにも重要です。
また、睡眠は最高のアンチエイジングですので、ダイエット効果も得られます。しっかりとした睡眠をは食欲中枢が整い、正しい食生活で、カラダの代謝も良くなり痩せやすくなります。
1日24時間のうち6~8時間は睡眠時間で、人生の「3分の１」「4分の１」の時間に相当します。仕事のパフォーマンスの向上や健康的な生活のためには、カラダや脳をしっかり回復させなければいけません。目覚めの良いスタートで、快適な毎日を送りましょう！
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